2009年12月8日火曜日

11月の便り

今年も暖冬なのかなぁ~ と思わせる暖かな天気が続いています。8 月のお盆まで梅雨明けしないまま長雨が続き、田んぼの稲は大丈夫かと心配しましたが、その後天気がもち直し好天続きでした。なんとかその天気に救われて平年並みの収量になりました。ブルーベリーは雨が多くて収穫作業が大変だったものの6・7 月が涼しく、結果的には収穫量が多く豊作でした。

ところで、最近いろいろなところで地球環境について論じられる事が多くなりました。国の政策においても地球温暖化防止のため二酸化炭素排出量の25%削減を目標とするなどあらゆるところで環境問題について取り沙汰されています。しかし一般の方はそれだけ関心があるのだろうかと気になる事があります。我々自然相手に生活をしていると「ここ数年、なにか気象が変だぞ!」って感じます。極端な長雨や晴天続き、それにここ数年は屋根の雪下ろしをしなくてもいいような暖冬続きです。暖冬なら日常生活を送る上で楽ですが、地球環境の事を考えると多少気がかりな事でもあります。

ここ2 年ほど自分で家庭菜園をしていますが、この秋は天候が安定していたので順調に生育しています。玄関先の畑で、包丁をもって野菜を取りに行くのが朝の日課です。今はチンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー、ネギなどやニンジンなどの根菜類です。今年特に力を入れているのがコールラビやチコリなどのイタリア野菜で、10 種類以上あります。ほとんど流通していない野菜で、食べ方がわからないものがあったりして試行錯誤の毎日です。自分で作るようになってから根っこ以外はほとんど余すところなく利用します。スーパーなどに出回っている野菜はかなり捨てられている部分が多いのに気付きます。また、真冬でも夏野菜が出回っていたり、輸入野菜があったりで、温室の暖房や輸送に化石燃料が相当使われているように感じます。 (そ)

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